自主ゼミ その2

連載「医療の零度」をモチーフにした自主ゼミ第二回が開催されました.

ベースとなった論考は以下の通りです.

  • 京極 真:超メタ理論としての構造構成主義-「原理」を把握する「方法」の設計思想.看護学雑誌72(5)440-444,2008

「方法概念」という観点から構造構成主義を読みとく必要性や,現象の捉え方,臨床場面に構造構成主義的思考法を応用する方法などについて議論されました.

特に,実践でともなう複雑な感情に対して,構造構成主義的思考法はどのような方法を提供するか,を,テーマにした議論は僕自身得るものが多かったように思います.

これまでさんざん考えぬいたテーマだったのですが,今までよりももっとうまく「言いあてる」ことができると気づき,議論からそのヒントが得られたように思います.

ゼミ冥利につきますね.

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次回は,下記の論考をベースに議論していく予定です.

  • 京極 真:「方法」を整備する-「関心相関的本質観取」の定式化.看護学雑誌72(6),530-534,2008

関心相関的本質観取は原理的に考えるためのひとつの方法論です.

この論考は,紙面の関係上,最短の理路しか示せていないので,わかる人にはわかるものの,それ以外の人にはなかなか理解しずらいものになっている,と,今あらためて読みかえすと思います.

次回のゼミでは,関心相関的本質観取の本質を関心相関的本質観取を駆使してうまく言いあてられるよう頑張ってみます(笑).