遊びと探索学習

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絶版になっている「遊びと探索学習」(Mary Reilly・著、山田孝・訳)を古本屋でようやく入手できました。

今までは、図書館から借りて、必要なところをコピーして使っていたのですが、僕は本に直接いろいろ書きこむことが多いので、コピーだとすぐぼろぼろになるので困っていました。

本書は以前、下記の原著論文を書いたときにずいぶん読みこみましたが、まるでスルメのように読めば読むほど味わい深くなる内容でした。

  • 京極 真,野藤弘幸,山田 孝:作業行動を基盤にした遊びの臨床的視点.作業行動研究10(1・2),38-45,2007

本書の体裁はハードカバーでなかなか硬派な作りなので、我が家の他の本の中に並べても存在感が発揮されています。

最近、作業について大変わかりやすく論じた良書がいくつかでていますが、それらと比べると、本書は決してやさしい内容ではありません。

しかし、難しい本は、読者に論証過程を丁寧に吟味することを要請しますから、そのぶん読書後はやさしい本よりも読者の血肉となりやすいのではないかと思います。

今でも十分通じる内容だと思いますので、ぜひいつか復刊してほしいものです。