連載『医療の零度』 構造構成主義の立場からインフォームド・コンセントを再考する

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看護学雑誌3月号 連載 医療の零度 第12回

構造構成主義の立場からインフォームド・コンセントを再考する

現代医療において,インフォームド・コンセント(informed consent,以下IC)は欠かすことのできない実践です.

ICの実践は,同意に必要な情報が患者に理解できるよう説明されることではじめて可能になります.

ところが,「どうやって情報を提供すればいいのか」という点については議論が分かれていて,どの立場にたってもどうもうまくいかない,ということがわかってきつつあります.

本論では,「情報をいかに開示すれば,深い了解をともなった同意が得られるのか?」という切り口から原理的思考を展開していきました.

その結果たどりついた理路は,「すべての情報は関心相関的に開示される」というものでした.

一見するとなんのこっちゃわからないかもしれませんが,僕の考えではこの理路はICをよりよく実践していくための底板になるものです.

この理路から導かれたIC,すなわち関心相関的ICは,患者と医療者がよりよく理解しあいながら実践していく可能性を開くものとなるでしょう.

ICに関心のある方は,ぜひ看護学雑誌で全文をお読みいただけたらと思います.

http://www.igaku-shoin.co.jp/journalDetail.do?journal=33203

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