自主ゼミ その5

先日は,昨年から行っている自主ゼミ(通称:零度の会)がありました(今回で第5回目).

今回のテーマは,関心相関的本質観取の実践でたどりついた理路を,どう書いていけば相互了解される可能性をうまく担保できるか,というものでした.

執筆のテクニカルなアドバイスから,原理的思考の方法論である関心相関的本質観取の具体的なやり方の検討まで実に幅広いテーマが扱われました.

このゼミの良いところは色々あるのですが,僕にとってはゼミメンバーとのやりとりに触発されて自身の洞察が深まっていく点がありがたいです.

もう少し検討を深めていずれどこかで書こうと思うので詳細は言えませんが,今回は現象学的本質観取と構造構成主義で基礎づけた関心相関的本質観取の射程の違い,関心相関的本質観取の実践のコツ,「1から考える」ということの意味,などが今までよりもクリアーに理解できるようになりました.

これらはすでに考えていたことでもあったのですが,今回のゼミでもうちょっと根底的なところまでうまく把握できるようになり,それによって理解の精度が上がった感じがしています.

ゼミに参加しているすべての学生さんは,4月から長期の臨床実習に行きますので,このゼミもしばらく開催されません.

きっと,臨床実習でひとしお鍛えられてくるでしょうから,今からみんなの成長が楽しみです.

それと同時に,僕も自身の原理力を今まで以上に鍛えぬいて,さらなる原理的な高みに向かって歩んでいこうと思うのでした.

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