悲惨なクラッシュを回避するには

ここ数年,日本の未来について真剣に考えるようになりました。

一番のきっかけは,子どもたちが生まれたことです。

僕は,子どもたちのくったくのない笑顔が,希望ある未来が,消える日本にしたくない。

どのような可能性の条件が整えば,日本の未来に希望の光がともるのか?

わかっていることのひとつは,このまま行けばほとんどの業界が遅かれ早かれ淘汰されるということです。

淘汰の波はかなりの割合で一定の要件(たとえば競争力が弱い,規模が小さいなど)を持つところから襲うはずです。

逆に言えば,別の一定の要件を持つところが残ることになる。

つまり,淘汰の先に見えるのは,全体として多様性がおそろしく削ぎ落とされた日本の姿です。

よく考えればわかることですが,多様性は悲惨なクラッシュを回避する可能性を担保するためのストラテジーです。

したがって,日本がこのまま淘汰の時代に突き進めば,悲惨なクラッシュに至るリスクを抱えこむ他ないはずです。

そこに希望の光はあるのでしょうか?

淘汰の波にあらがって,日本の多様性を担保するためにできることは,実はそれほど多くはありません。

視点を変えれば,それに本気で取り組むことによって,メチャクチャな事態を回避することはできるはずなのですが。

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