福祉 or 経済成長

ときどき「福祉」と「経済成長」を対立軸にした議論が見受けられます。

福祉に軸を置けば,大きな政府,弱者に対する支援政策,社会保障の優遇などが重視されます。

逆に,経済成長に軸を置けば,小さな政府,自己責任を促す政策,企業の負担軽減などが重視されることになります。

この対立軸から,これからは福祉と成長のいずれを選ぶか,という政治が検討されることになります。

だけども,ぶっちゃけて言えばこうした議論にほとんど意味はありません。

福祉を厚くするには経済成長が必要です。

経済成長が達成されなければ,いずれ医療や教育,年金,保育にあてられる経費は必ず削られることになります。

また,経済成長を持続的なものにしていくためには,福祉が必要です。

福祉が充実していかなければ,経済成長に必要な人材の育成や保護がなされなくなるためです。

「福祉か?経済成長か?」という対立軸に出くわしたら,両睨みの構えを崩さないことが大切です。

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