労働市場の改革と作業療法

労働市場の改革と作業療法に何らかの関係はあるのか?,と思う方がいるかもしれませんが,これは作業療法士の仕事にもおおいに関係するのですよ。

作業療法士は障害者の就労支援を行いますが,実際のところ年々厳しい状況に陥っていると思います。

その理由のひとつとして労働市場が抱える問題があるのは,ほぼ間違いありません。

たとえば,健常者ですら再チャレンジの機会にめぐりあえない労働市場ですから,障害者の就労支援が困難を極めるのは想像に難くないはずです。

作業療法士が障害者の就労支援で成果を挙げていくためには,労働市場のあり方そのものから変えていく必要があるのです。

僕たち作業療法士は,障害の有無に関わらず,作業(この場合は仕事)ができる労働市場の諸条件は何か,を考えて主張していけばいいのですよ。

僕も本当は論文で体系的に書いていこうかとも思ったのですが,論文だと掲載までに時間がかかるため時事問題の検討には適さないと思ったのと,やはり論文は難解になってしまうため誰も読まないと思ったため,多くの人の目に触れやすいブログでわかりやすくちょくちょく書くことによって,問題意識と可能性の方法の共有化を図れればと考えているのです。

とはいえ,このテーマに適したやり方を模索しているといったところでしょうか(いまのところブログが一番やりやすく,次に可能であれば単行本でやってみたいとも思っていますが)。

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