鮮烈なる作業,そして作業療法

本日は,長男坊からの希望で近所の温泉に行きました。

次男坊(1歳)は温泉に行くとまだ泣くため,父子二人で行くことになりました。

長男坊はよほどうれしいらしく,道中の車内ではずっと話しつづけていました。

温泉には数十分で到着し,さっそく露天風呂に入って堪能していると,夜空に星が輝いているのが見えました。

だけど,だんだん雲が出てきて見えなくなりました。。。

すると,ホッペを真っ赤にした長男坊が,ポツリとつぶやきました。

「星さんは雲が布団なの?ネンネしたの?」と。

僕はこういう作業をたくさん経験したくて生きているのだ,としみじみ思いました。

作業というのは不思議なもので,普段は何気なく行っているだけなのに,ちょっとしたときに「鮮烈な生きる意味」をもたらしてくれますね。

本来,作業療法は障害者にそういう作業経験をもたらす方法です。

そして,その積みかさねが,障害があっても人生を全うできてよかった,という感度を生みだす。

いま作業療法を受けているすべてのクライエントの作業経験が,鮮烈な生きる意味をもたらすものであるように,と,心からそう願います。

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