大学院講義スタート

本日から大学院の講義がはじまりましたが,知的好奇心が刺激されてやはり楽しいです。

めちゃくちゃ楽しいです。

さて,院生のかたがたと話しあった結果,『構造構成主義とは何か』を輪読していくことになりました。

構造構成主義とは何か』は著者の筆力が頭抜けていることもあって,難解な議論を精緻にかつ(哲学書としては比較的)平易に論じてくれています。

だけども,自戒をこめて言えば,この本は誤読されることも少なくありません。

たとえば,構造構成主義が思考の始発点におく「現象」は,読み手によっては「私の現象」と理解してしまいます。

志向相関性もそう。

だけども,その理解だと,構造構成主義の原理性は大きく損なわれることになります。

これまで幾度となく格闘してきた本書ですが,大学院の講義を通してあらためて徹底読解に挑みたいと思います。
 
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2010年上旬に3冊(単著1冊,編著2冊)発売予定!

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