相撲界の不祥事はお家芸

相撲界がまたゆれていますね。

ぼくは2008年10月15日のブログで、次から次へと出てくる相撲界の問題はその構造によって生成されていると考えた方が合理的だから、ちゃんとしようと思えば思うほどさらなる問題がでてくるであろう、というようなことを論じています。

この記事を書いてからだいぶたちましたが、今のところ残念ながらこの推論は当たっているように思います。

そして、これからも相撲界が再建しようと努力すればするほど、相撲ファンにとって失望のネタは増えていくことでしょう。

繰り返しますが、(限られた情報源から考えてみる限りにおいて)相撲界の問題はその構造によって自己生成されている可能性があります。

つまり、相撲界の構造を担保したままである限りにおいて、膿を出しきることはできないってことです。

そして、膿を出し切るための構造の変換は、相撲界から伝統的な相撲性を抜きとるようなものになるはずです。

だから、綺麗になった相撲界は、いままで親しまれてきた相撲とは相当程度異なる内容を、相撲ファンに披露することになってしまうでしょう。

これまで通り、相撲を楽しみたいのであれば、間違っても相撲界の膿を徹底的に出しきろうなどと頑張らず、「相撲界の不祥事はお家芸のようなものだ」となかば諦めながら楽しむほうがよいのです。

限られた情報源から考えてみる限りにおいて、そういうものとしてず~っと続いてきた世界なのでしょうから。

とはいっても、犯罪はまた別ですから、それは法律に則ってちゃんと対応しておけばよいのですよ。


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