<祝☆合格>リアルな作業療法士の世界へようこそ!

(ちょっとフライング気味だけど、明日は時間がとれそうにないので)作業療法士国家試験に合格した皆さんおめでとうございます!

4年間ないし3年間、作業療法士になるために頑張ってきたでしょうから、国家試験に合格された皆さんの喜びもひとしおだと思います。

残念ながら不合格になった人は、来年頑張りましょう!

今回は、4月から作業療法士として働きはじめる皆さんに、おそらく学校では習わないであろうアドバイスを送りたいと思います。

1.実力をつけよう

とにもかくにも、個人として力をつけましょう。

世間的に評判の良い病院・施設に就職した人が特に勘違いしがちだけど、そこが「終の住処」になる保証はまずありません。

また国家試験に合格したことによって、これからの生活が永続的に保障されるわけでもありません。




現時点で作業療法士の資格保有者は5万人以上いますし、これに毎年5千人以上が加わっていくのです。

ボンヤリしていたら、あなたの変わりになる人はいくらでもでてくるのです。

社会情勢だってこれからどうなるかわかりません。

だから、作業療法士になって最初の3〜5年間は特に、暇さえあれば技術を研き、知識を蓄え、学会などで発表し、個人としての実績をどんどん積んでいきましょう。

もちろん、研鑽を積む努力は生涯続きますが、何事も最初が肝心です。

個人として実力をつける最初の数年間は、趣味や休息なんてクソくらえです。

もちろん、個人としての力がついたからといって、万事うまくいくわけではありません。

ですが、それがなければうまくいくものも、うまくいかなくなりますよ。

2.ネットワークをつくって広げよう

また人脈を開拓し、拡張していきましょう。

人間関係に束縛される必要はまったくないけども、チャンスをつかめる可能性をもたせるためにネットワークを広げる必要があります。

チャンスは人が運んでくるからです。

要領の良い人が陥りがちな勘違いだけど、これは他の誰かが作った既存のネットワークにどっぷりつかることが、ネットワークを広げるという意味ではないです。

既存のネットワークにつかっているだけだと、一番のチャンスは他の誰かにもっていかれるからね。

自前で人脈を作っていくという意味です。

就職したらすぐに名刺を用意し、勉強会・研修会などでどんどん配り、後日ちゃんと挨拶メールを送るぐらいの努力はしようね。

病院・施設によったら名刺を作ってくれないので、その場合は自力で用意しましょう。

また「この人との関係が駄目になったらやばい」という関係は、極力作らないようにしてください。

そういう人脈はうまくいっているあいだは良いけども、こういう関係に限って長続きしないので、すぐにピンチを運んでくるものになります。

3.作業療法士以外の世界にでかけよう

4月から作業療法士になる皆さんに言うのも変ですけど、作業療法士が集まるところ以外に「も」どんどん出かけるようにしましょう。

作業療法士になると、専門性を追求したくなる衝動にかられます。

それは当然よいのですが、それだけだとどんどん視野が狭くなります。

また似たような方向性の人が集まるので、正直なところそのうち飽きてくる可能性もあります。

専門性の殻にこもると良いこともありますが、悪いこともあるのです。

だから、個人としての実力をつけるためにも、ネットワークを広げていくためにも、作業療法士が集まるところ以外に「も」意識的にでかけていき、異質な人たちとの交流を深めてください。

ときに、がーんっと頭を殴られたような衝撃に出会うこともありますが、とりあえず生きてさえいればそれも肥やしにできます。

4.ダブルインカムをめざそう

またたとえわずかでもよいから副収入をめざしましょう。

あるいは、相手がいるなら早く結婚し、共働きで2つの収入源を確保するのもよいでしょう。

就職した病院・施設に一生懸命つくしていたら昇進し、定年まで給料が右肩上がりで上昇し、退職金がたんまりもらえる、なんて夢のような状況ではありません。

今のところ、作業療法士になれば食うに困ることはありませんが、日本の状況を考えると(どの職種でも)これからどうなるかわかりません。

だけども作業療法士の世界は、実力があり、ネットワークが広ければ、わずかでも副収入を確保できる可能性があります。

本業に加えてわずかでも副収入があれば、そのぶん貯蓄もしやすくなりますから、何かあっても、もしかしたらしばらく食いつなげる可能性があります。

またそのとき、わずかでも副収入があれば、完全に望みが絶たれる事態を回避できるかもしれません。

また何よりも、ダブルインカムができれば、自信につながるじゃないですか。

自信があれば人も集まりやすくなるでしょうし、メッキがはがれないように努力しようという気持ちにもなるでしょうから、良循環が生まれやすくなると期待もできます。

知恵を絞って、ダブルインカムをめざしましょう。

他にもいろいろありますが、これからスタートする人たちが楽しい人生を歩めるようお祈りしております。