卒業生に贈った言葉

学部生の学位授与式で、卒業生に贈った言葉の要点を、若干の加筆修正を加えながら、忘れないうちにブログでアップしておきます。
とっさに思いついた内容にしては、(いい加減な僕の割には)先生らしいことが言えたような気がします、笑。

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ご卒業おめでとうございます。

これまでみなさんは学生でしたから勉強し、遊んでいればよかったです。

しかし、4月から作業療法士になったら、自らの責任で果たさなければならない役割が3つあります。

ひとつ目の役割は、目の前にいる患者さんにしっかり作業療法を提供することです。

みなさんは臨床家になるわけですから、まずはいまここにいる患者の健康と幸福をどうにかしなきゃいけない。

少しでもヘルシーに、少しでもハッピーに、日々の生活が営めるよう作業療法を展開してください。

ふたつ目の役割は、後輩の育成です。




自分たちが習い覚えた作業療法を、臨床実習教育でもいいし、来年できるであろう後輩に対する新人教育でもいいから、どんどんプレゼントしていってください。

みなさんが受継いだ作業療法は公共財ですから、それを受継いだみなさんは次代の人たちのためにバトンをわたす必要があります。

最後の役割は、ヘルスケア領域の発展へ貢献することです。

未来の患者・国民のために、次代の作業療法士のために、受継いだ作業療法の知識と技術をさらに発展させる必要があります。

4月から日々の臨床で忙しくなるでしょうけど、ヘルスケア領域の発展のために研究活動にも参加するようにしましょう。

あらためてご卒業おめでとうございます。