講演要旨:第5回千葉県障害者グループホーム大会

都心が20年ぶりの大雪に見舞われたときに、千葉県で講演したことは思い出に残ると思う、笑。

参加したくてもできなかった人も少なくないと思い、講演要旨をブログにアップすることにした。

実際の講演では、信念対立解明アプローチの新ツールABC-14を最後に紹介した。

ABC-14は現在論文化しており、後ほど詳細を書こうと思う。

より多くの人に信念対立解明アプローチを知ってもらうために、youtubeに講演の音源をアップしてもいいかもと思いはじめている。

ニーズはあるだろうか。



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グループホーム等の支援で連携を深めるコツ

「話しあえば話しあうほどわかりあえない」「価値観が違うからどんなに頑張っても連携できない」などと感じたことはありませんか?

 一度でもそう感じたことがあるならば、それは「信念対立」と呼ばれる問題かもしれません。信念対立とはお互いの考え方、やり方が異なるために生じるさまざまなトラブルの総称です。さまざまな研究を通して、信念対立によって職場ストレスが増大し、ケアの質が低下し、利用者、支援者の双方が不利益を受けることがわかってきました。また多くの人が信念対立の対処に失敗していることも複数の先行研究で示されています。

 そうした事態を打開するために、私は「信念対立解明アプローチ」という新理論を体系化しました。信念対立解明アプローチは信念対立を克服するために、哲学、理論、技法などを統合的に示したものであり、さまざまな領域でしばしば利用される実践論であります。

 また信念対立解明アプローチはさまざまな領域の上位モデルに位置づけられており、利用者、家族、福祉職、医療職、事務職を問わず活用できる理論構造になっています。つまり信念対立解明アプローチは立場を問わずに活用できるオペレーションシステムであり、特筆すべき応用可能性を備えた理論なのです。

 この講演では、信念対立解明アプローチに関する知識を持たない人を対象に、信念対立解明アプローチの基本的な考え方、使い方をわかりやすく説明していきます。信念対立解明アプローチは非常にシンプルな理論ですので、本講演を通してエッセンスを理解することができれば、それ以前に比べて信念対立を克服していけるようになることでしょう。

 関心のある方はぜひご聴講ください。