【厳選】理論的研究で役立つ歴史全集3選




理論的研究のための3種の神器』では、理論的研究を遂行するためには歴史の理解が重要であり、複数の歴史全集を活用するとよいと述べました。

以下では、僕が活用している3つの歴史全集を挙げておきます。

量が多いので骨が折れますが、理論的研究に関心がある人は、読んでおきたいものばかりです。

一度に読むことは不可能なので、自身の研究テーマに関連する時代から読みはじめ、次に
その前後関係にあたる時代を読んでいくとよいです。

特定の研究テーマがない人も歴史の理解は専門領域の理解を深めるために重要です。

例えば、作業療法の存在意義について理解したい場合、実は産業革命という歴史的大転換
を押さえる必要があります。

そこを把握していないと、作業療法の存在意義はいまいち理解できない。

理論的研究に関する研究テーマがない人は、以下の全集から自身の関心とつながりが深い時代をピックアップするとよいです。

① 図解 世界の歴史

いわずとしれた名著(全10巻)。




人類誕生から同時多発テロまでフォローしています。

ひとりの著者が首尾一貫して書き下ろしていますが、深く広くバランスのよい記述だと思います。

現代文明に影響を与えた歴史に焦点が当たっているため、歴史を生きた状態で理解しやすいです。

僕の読み方(問題≒目的、方法、結果)に合致した書き方になっているので読みやすいです。

一番のお薦め。


② 世界の歴史 河出文庫

こちらも名著。

全24巻ぷらす幻の25巻『梅棹忠夫の「人類の未来」 暗黒のかなたの光明』があります。

図解 世界の歴史とは異なって、さまざまな著者が書き下ろしていますが、深く広くそし
てストーリー性があって面白いです。。

③ 世界の歴史 中公文庫

新版が30冊、旧版が14冊あります。

新版と旧版でトーンが違います。

歴史の全体を捉えるには旧版がいいかも(好みによるけど)。

いろんな著者が書き下ろしているので、各巻で記載にバラツキがあるものの、シリーズ全
体としては名著ぞろい。