科学性評定サイトがかなり面白かった

科研費で運営されている科学性評定サイトというとても面白いページを見つけました。

現在、サプリメント民間代替療法生活環境改善自己啓発不思議現象安全性に関する言説の6領域30項目の科学性を評定しています

今月〆切だった連載原稿のテーマがカルトだったので、サイトの記事をとても興味深く読めました。

しかしまぁカルトについて論じる作業療法士なんて、世界中を探してもほとんどいないだろうなぁ、笑。

信念対立解明アプローチは守備範囲が広いんですよ。

まぁそんな話は脇においといて、疑似科学で被害を受けている人もいるでしょうから、こういう良質なサイトがあると助かる人がいるでしょうね。

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「科学とは何か」という問題はなかなか厄介です。

ぼくが長年推している構造構成主義では、とても雑にいうと、特定の観点から現象が構造化され、それに至る軌跡が開示されていること、を科学性の条件に挙げています。

この条件は、主に現象学と構造主義科学論を基盤に抽出されたもので、量的研究や質的研究の科学性を基礎づけるための理屈として提案されています。







 

このサイトでは、トーマス・クーンの議論を踏まえつつ、理論の論理性、データの再現性、データの客観性などで疑似科学の程度を評定するようです。

かなり包括的な基準で科学性の評定を行っているので、各項目の内容を読むだけでも勉強
になります。

科学とは何かを考えたい人は、一度サイトを覗くと良いです。

専門家でも知ってかしらずか疑似科学を推す人がいるので、こういうサイトで勉強しておくと騙されずにすむかもしれません、笑。



でもまぁ、科学という枠組みでは収りの悪い現象って確かにあるので、それはそれで棲み分けるというのも一つの戦略ではあるでしょうね。

何でもかんでも科学で語る必要はないです。

擬似科学界隈には、詐欺まがいのものもあるので難しいところですが。

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