未来を拓くために、いまこの瞬間を生きつくせ

博論の一次〆切があるので、研究室で院生2名が死に物狂いで頑張ってます。

1人は達成動機研究、もう1人はOBP2.0に基づくCAOD研究

朝から晩までひたすらやってます。

新しい知識を作りだす現場は、いつだって泥臭いもんです。

院生たちには、その過程で苦闘しながらも心のどこかで楽しんでもらいたいですね。

特にこの2人の研究は、かなり大物なので苦労がつきません。



研究の独特の厳しさは、どんなにしんどくても誰も代わりにやってくれないという点です。

通常の職務であれば、切羽詰まって大変だと、誰かがフォローしてくれるものです。

例えば、臨床でめっちゃ忙しいときは、上司や同僚、後輩が適宜フォローしてくれますよね。

あなたが困っていると誰かが優しく助けてくれる。

でも研究では、それがない。

ないんです



例えば、ぼくは信念対立解明アプローチ研究に取り組んでいますが、それでぼくがとてもしんどい状態になっても誰も代わりにできません。

先頭にたって道なき道を進んでいるわけですから、ぼくが進まなくなったらその道はそこでお終い。

幸運にも後進が未開の領野を開いてくれるかもしれませんが、それはぼくが進むはずだったそれとは異なるかもしれません。

いや、きっと異なるはずです。

研究は独創性が命ですから、ぼくが歩むはずだった道と同じだったら、ぼくはきっと悲しいと思う。

研究はこれ以上ないぐらい楽しいけど、同時に孤独でもあります。






なので、格闘中の院生たちには「君たち以上に、この問題を解きたいと感じている人はいないんだから、しんどくてもくじけてもへそ曲げてもええから、覚悟を決めてとりあえず最後までやれや」と叱咤激励しています。

と同時に、晩飯を食わしたり、適宜助言したりしながら、ぼくも一緒に額に汗を流しています。

将来この二人は、それぞれの領域で大成してくれるんじゃないかなぁとひそかに期待しています。

そして、いつか最大のライバルに育ってくれたら、最高にうれしい。

まぁこれは他の院生にも期待していることなんですけどね。

未来を拓くために、いまこの瞬間を生きつくせ