【講義メモ】作業療法研究法(2016年4月6日)

今日から学部3年生を対象にした「作業療法研究法」の講義がはじまりました。

学生が復習できるように、本日のポイントをザッとまとめておきます。

といっても、今日はゼミ紹介があったので、あんまりやってないですけど。

以下の内容は要約に過ぎないので、講義を受けていない人にはわかりにくいかもしれません。

どうかご了承ください。



研究とは何か。

簡単に言えば「問いを立てて解くこと」です。

一見すると単純な命題ですが、研究という水準にのせるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

まず問いは、
  • 独創性
  • 有用性
  • 実現性
などです。

解き方は、
  • 再現性
  • 反証性
などです。

研究の背景にはいろいろな哲学があるので、詳しくいうと、どの哲学に依拠するかによって条件の表現は変わりますが、今日は導入なので、とりあえずこれでOKです。






人類にとって「問いを立てて解くこと」は大いなる可能性を秘めた営為です。

例えば、われわれ人類は、この営為によって生活を豊かにし、社会を発展させてきました。

かつては考えられませんでしたが、研究を通してシステムの改善が進み、人類の平均寿命が30歳程度だったのに70歳弱まで改善しましたし、手の平サイズのコンピューターも作れるようになりましたし、宇宙にも行けるようになりました。

もしかしたら、作業療法の設計を根本から変えるようなアイデアがでるかもしれません。
その可能性は0.00001%もないかもしれませんけど、でもゼロではないんです。

論理が飛躍しているように感じるかもしれませんが、人類は「問いを立てて解くこと」を通してその可能性をどんどん拡張していったわけです。

もちろん、環境問題などのようにその弊害もいろいろ生みだしていますし、科学の限界も明らかになりつつあります。

しかし、研究という営為は未来の可能性を拓くものです。

学部生で研究法を習うと言うことは、そのプレイヤーとして参加してみることです。

これは、他の講義とは異なる作業療法研究法の特徴です。