運と健康、そして地道な努力


ぼくらのような圧倒的な才能をもたない凡人は地道な努力が欠かせませんが、それが実るかどうかは運と健康にかなり依存しています。

「努力は報われる」という物言いは、普通の人がルサンチマンで身を焦がさないための方便のようなもので、いくら頑張っても駄目なときは駄目です。

運が良ければ少しの努力でどーにかなるし、運が悪ければ過剰な努力の継続でようやく人並みということもありえます。

またある程度は健全な心身が必要です。

もちろん秀才・天才はぜんぜん別ですが、そこそこ健全な心身があると努力を継続が行いやすく、運がまわってきたときに流れに乗る準備がしやすいからです。

完璧に健全な心身などなくてもよいけど、やっぱほどほどに健全な心身であったほうがよいでしょう。




当社比を前提にする限りにおいて、人間はいくつになっても成長するものです。

実際、ぼく自身もここ数年かけて理論的研究(哲学)と実証研究(統計)でだんだん成長しつつあると感じます(もちろん当社比)。

6、7年前のぼくでは理解できてなかったり実行できなかったことが、着実にできるようになっている。

成長速度は、アリのような歩みかもしれませんけど、実感としてはそうあります。

毎日、きちんと文献を読み、いろんなデータを解析し、立場に関係なく議論を行い、若き才能から刺激を受け、地道に研鑽をつみ続ける。

ただひたすらこの繰り返しです。

地道な努力の積み重ねでちょっとずつ成長できるものです。

成長の速度は人それぞれで、圧倒的な速度で成長する人もいれば、ゆっくりの人もいる。

なので、最低限かつての自分より少しでも前に進めたらOK、という感覚をもっていればよいでしょう。

個人的にはまだ伸びしろがあると感じるので、最優先事項は技を磨き続ける時間と機会の確保です。

これを続けるには、最初の話に戻りますけど、第一に運、第二に健康が重要です。

運はポジティブな感性、健康は意味を感じる作業(ぼくの場合は適度な運動や楽しい活動)で呼び込める可能性が上がるはずです。

天賦の才をもたざる者は、運と健康と地道な努力に身を委ねて、少しでも楽しく生きるしかないですね。