CAODで作業療法がわかる!?

本日は、吉備国際大学のキャンパス見学会でした。
作業療法学科では、参加した方々に「作業に根ざした実践(OBP)」を模擬体験していただくために、CAODAPOを活用しました。
CAODとAPOはともに、作業療法の評価と介入を直につなぐ機能を備えています。
例えば、従来の評価では、評価を実施した後に、結果を踏まえて統合と解釈を行い、介入計画の立案を行い、というように、評価と介入の間に別の課題の克服が横たわっていました。
CAODとAPOは、その部分をショートカットしやすい仕組みになっているため、評価から介入までシームレスにつなぐことができます。
その利点は、作業療法士が介入にリソースを集中させやすくなるところにあります。

さて話題はCAODです。
CAODは、作業療法は方法であり、それは問題を解決するためのツールであるため、問題を整理することが方法の可能性を引き出すことにつながる、という設計思想のもとに開発を進めてきました。

これは、作業機能障害の種類(作業不均衡、作業剥奪、作業疎外、作業周縁化)を測定するツールです。

背景にはOBP2.0という作業療法理論があります。

CAODの最大のメリットのひとつは、一定の手続きにそって回答していけば作業機能障害の重症度の推定ができるところにあります。

作業機能障害は日々の生活を構成する活動にまつわる困難さであり、作業療法という方法でもっとも解きやすい問題です。

この概念は作業療法の専門用語で理解しにくいと思われがちですが、CAODを使うと作業療法士以外の人でもその意味が明瞭に伝わり、作業療法の理解が促進されると感じています。

今日のキャンパス見学会でも用いましたが、見学された方々の発言を伺っていると作業療法の大きな意味がわかちあえた感覚がありました。

やっぱ作業療法って方法なんですね。

だからこそ、その方法で解ける問題(作業機能障害)の整理を促進してやると、作業療法の意味が理解しやすくなるわけです。






ん?

もうひとつのAPOってなんだ??ですって?

APOは2つの研究論文の掲載が決まったので、正式に公表されたタイミングで紹介します。

お楽しみに。