新理論の発表

第56回近畿理学療法学術大会にエントリーしていた大学院生の演題が採択されました。

演題名は「原理に基づく理学療法(Principle Based Physical Therapy:PBPT)というメタ理論の提案」です。

筆頭演者は修士課程で研鑽を重ねている米元佑太さん(理学療法士)、第二演者はぼく(京極)です。

本研究では新理論の構築という研究目的を達成するために、メタ理論工学という手法を用いて、現象学的身体論を発展的に継承しながら、理学療法を基礎づけていきました。

PBPTは、さまざまな理学療法を基礎づけるメタ理論として開発を進めており、今回の学会ではその理論部分を発表することになります。

大学院生が修士課程で新理論の体系化に取り組むのは、OBP2.0以来です。




新理論の構築は、数ある研究課題のうちもっともチャレンジングです。

膨大な知識、過剰な努力、ひらめき、徹底した思考力、運、健康がうまく重なって、はじめてまともな理路がつむがれるからです。

まだ発展の途上ではあるものの、とりあえず基本骨格はできつつあると感じています。

現在、原著論文化を進めていますが、学会ではさまざまな観点からご意見をいただき、そ
れを踏まえてさらに鍛え抜かれた理論に育てていければと思っています。

当日ぼくは非常勤やら入試業務やらで会場にいけないのが残念ですが、理学療法士の先生方なにとぞよろしくお願いいたします。



第56回近畿理学療法学術大会
会期:2016年11月26日(土)、27日(日)
会場:和歌山県民文化会館(和歌山市小松原通1−1)
http://kinki56.umin.jp