グリット・スケール



やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」第4章でグリット・スケールが紹介されていました。

これは現時点における「やり抜く力」を測定するための自記式評価法です。

やり抜く力とは、情熱と粘り強さです。

これはがむしゃらに頑張ることとは違い、目標の達成に向かってよりよい方法で最後までやり遂げることです。

上記の書では、成功に影響する重要なパラメータとして紹介されています。

日本でもグリット・スケールを使うための研究論文はあるかなぁと思って、ざっくり検索してみたらありました。


ひとつだけ書いておきます。

西川一二、奥上紫緒里、雨宮俊彦:日本語版Short Grit(Grit-S)尺度の作成.パーソナリティ研究24(2),167–169,2015

心理学は研究が盛んで、動きがはやいですね。

ほんと学ぶことが多いです。

論文を読むと、おおよそ先行研究と同様の結果が認められたみたいです。

書籍に記載された項目の内容と違うので、別の尺度ということになるのでしょうね。

確認的因子分析や項目反応理論は未実施っぽいので、これからいろんな確度から尺度特性の検討がはじまるのかもしれないです(わからないけど、すでにやっているかも)。

作業療法の文脈でいえば、やり抜く力とADLやQOL、社会参加、就労状態との関係などが解明されるとよいかもです。

やり抜く力とそれらの関係がわかったら支援の選択肢が広がるからです。