OBPの基本中の基本にあたる技術



「OBPは難しい」「具体的にどうしたらよいかわからない」などの意見をたまに聞きます。

OBPの基本は複雑ではなく、とてもシンプルなものです。

初期の作業療法やその復権を試みた作業行動から学ばないと、なかなかその感触はつかめないのかもしれませんが。

では、OBPの基本中の基本にあたる技術とは、どういうものか

結論から言うと、その技術は「時間の使い方を変える」というものであり、その目的は「習慣の(再)構築」というものになります。




1日、1週間、1ヶ月などの単位で、どんな作業をしながら過ごしているかを評価し、健康で幸福な生活にするために時間の使い方について助言したり、することを変えてみたり、環境を調整したりしてみる。

何もすることなくボーッとし続ける人がいたら、もう少し充実した時間が過ごせるように興味ある活動にとりくむ機会を提供する。

自分の居場所を失った人がいたら、役割のともなった活動に取り組む時間を提供してみる。

適切な時間の使用は、健全な習慣の(再)構築に役立ち、それは人の健康と幸福の改善に肯定的な影響を与える。

「OBP」と表現すると特殊な印象をもつかもしれません。

しかしそういう素朴な技術が、OBPの基本中の基本にあるということは、しっかり認識しておくとよいでしょう。