Scopusでみるベイズ関連論文の傾向


ベイズ関連の研究はどのような学術誌に投稿されているのか、をScopusで調べてみました。

ぼく自身、ベイズでいろいろ研究しはじめています。

その際、どういう投稿先にするかで「うーん」と頭をひねってました。

誰かの役にたつかもしれないので情報共有しておきます。

文献数


上図は、Scopusでbayes or bayesianで検索した結果えられた文献数のグラフです。

その総数は155,268 件であり、ぼくの専門のoccupational therapyが27,153 件だったことを考えると、ものすごい数の文献があることがわかります。

直近の5年間の数字は2016年が10311件、2015年が13652件、2014年が13822件、2013年が12753件、2012年が12325件です。

分野

この図は、どういう分野でベイズが使われているのかを表したものです。

上位5つの分野は多い順に、Computer science、Engineering、Mathematics、Medicine、Agricultural and Biological Sciencesです。

作業療法ではベイズはほぼ使用されていないですが、医学ではけっこう使用されているようです。

医学で使われる手法はいずれ作業療法にも入ってきますので、作業療法士の皆さん今からしっかり取り組んでいきましょう。

学術誌


さて今回、Scopusで個人的にもっとも知りたかったのは、この情報です。

上図では、ベイズを使用した論文が掲載されている雑誌上位5つを示しました。

Lecture Notes In Computer Science Including Subseries Lecture Notes In Artificial Intelligence And Lecture Notes In Bioinformaticsが5143件、Proceedings Of SPIE The International Society For Optical Engineeringが1940件、Molecular Phylogenetics And Evolutionが1928件、Plos Oneが1837件、Statistics In Medicineが1266件です。

上位5つの学術誌に限っているいうと、ぼくたちの研究領域が投稿できそうな雑誌ではPlos Oneがもっともベイズ関連の論文を掲載していることになります。

ぼくもここに掲載されているので、今後ベイズ関連で論文を書いたら再びPlos Oneに投稿してみようかと思います。

ちなみに、ランキング100位まで調べましたが、作業療法系の学術誌は皆無でした。

こういう結果を見ると、最近の統計モデルの発展に、われわれの領域(作業療法)がついていけていないんじゃないかと懸念しますね。

それにしても、Scopusは便利ですね。

こういう有益な情報を一瞬で出力してくれるんですから。

これからどんどん使っていこうっと。