質疑応答力の鍛え方



大学院生は質疑応答力を鍛える必要があります。

理由はそれが、切れ味するどい研究力を高めることにつながるからです。

質疑応答力とは、様々な問いに対して的確に答えるチカラです。

大学院生は「自分の研究については、誰よりも深く理解している」状態が理想です。

理想は通常、手が届かないものです。

しかし大学院生には、理想を現実にするための過剰な努力が期待されており、現に実現しないと前に進めません。

そういうものなのです。

では、質疑応答力はどう鍛えたらよいか。




その具体的方法として、自身の研究に対して最低でも100の質問をひねり出し、それに対してひたすら解答し続ける、というものがあります。

自ら100本ノックを課すのです。

100の質問を考えるためには、自身の研究を隅から隅まで検討する必要があります。

質問を思いついたらそれに答える。

答えることで次の質問が思い浮かぶかもしれませんし、質問の仕方そのものが変わることがあるかもしれません。

最初は直ぐに思いついた質問を、質疑を重ねるうちに思い浮かばなくなることもあるでしょう。

そういうときは、「私に対して敵意を持つ人だったら、どういう質問を思いつくだろうか?」という視点を導入するとよいです。

戦略的な仮想敵の導入は、質疑応答力を鍛える役割を果たしてくれるでしょう。

切れ味するどい研究力を養うために、質疑応答力を高めていきましょう。