期待値を下げる



何度注意しても改善しない場合、こちらの伝え方に難ありのことがあります。

伝え方の改善ポイントとしては、

  • 抽象的に言わない
  • 望ましい行動を具体的に伝える
  • その際、いきなり高度な行動は伝えず、易から難へと段階づける
  • 行動の変化によって得られるメリットを明確に伝える
  • 行動に変化が認められたら、それがどんな小さな変化でも明瞭にフィードバックする
  • 「できる」と信じていると伝える
などがあるでしょう。

こうした観点に配慮しても、なかなか改善しない場合はけっこーしんどいゾーンに突入します。

いろいろ工夫しても改善が認められないと、注意している側が学習性無力感に陥り、バーンアウトしそうになるからです。

そうならないためには、どーしたらよいか。

結論を言うと、自分や他人への期待値を下げる、という方法が役立つだろうと考えています。




まず、上記のような改善ポイントに配慮しながら伝えたら改善を促せる、と思わないようにするんです。

他人への期待値をあえて下げる。

また、そういう思いの前提には、自分は改善ポイントを意識しながら適切に伝えられている、という期待があります。

これもまずいので、自分への期待値もあえて下げる。

だって、お互いに人間なんですから、たとえいくら適切に教えられても、わからないときはわからないだろうし、できないときはできないもんですし、誰だって必ずどこかでミスするからです。

人間にそんな期待しちゃいけません。

そう考えると、伝え方に工夫したのにうまく改善しなくてもダメージを受けにくくなり、だましだまししぶとく生きていくことができるはずです。

もちろんこれは、しんどいゾーンで疲弊しすぎないためにあえてするので、やみくもに自他への期待値を下げすぎてもいけません。

自分に期待しすぎてもダメ、他人に期待しすぎてもダメ。

しかし自分と他人に絶望してもダメ。

人生は何事もバランスが大事なのじゃ。