考察はデータにしっかり根ざす


学部のゼミでは作業機能障害、well-beingを促進する作業への参加の程度、パーソナリティに着目した研究を進めています。

作業機能障害とは、したいこと、するべきことが適切に行えない状態です。

これは、作業不均衡、作業剥奪、作業疎外、作業周縁化から構成されています。

well-beingを促進する作業はポジティブ関係意味達成エンゲージメントから構成されています

パーソナリティはビッグファイブ。

これらの変数の関連性を、Stanによるベイジアンアプローチによって解明してみようというわけです。




学部生たちの議論を見ていると、最初は過剰な考察が目立ちましたが、だんだんデータから言えることに密着できつつあります。

考察は、データから言えることにしぼりこみ、言えないことは言わないというクールなスタンスがとても重要です。

実践系の領域では、過剰な考察が目立つ学会発表、論文が散見されます。

熱い気持ちはわかります。

けど、考察はデータから言えることに焦点化しないと危うい感じがただよいます。

学部生たちの議論は、徐々にデータから言える範囲に絞り込めつつあり、よい傾向にあると感じています。

気持ちはホットに、考察はクールに。