ちきりん3部作は全部おすすめ



ちきりんさんの新刊『自分の時間を取り戻そう』を読了しました。

ぼくは彼女の著書をたぶんほとんど読んでいますが、全体として逆発想によってパラダイムシフトを促す内容が多く、いろいろ刺激を受けることができるから、けっこー好きです。

提案される内容もプラグマティックで直ぐにでも実行に移せそうなのも良い点です。



新刊の主張は「生産性の向上」です。

耳の痛い話ですが、本書では「忙しい、忙しい」と言っている人たちの最大の問題は「生産性の低さ」だと指摘しています。

その対策として、さらに頑張ろうとするのは努力の方向性が間違っている。

本来、取り組むべき課題は「生産性を高めること」につきる。

そう本書は教えてくれます。

ぼくは医療と教育が専門ですが、それについても生産性の低さが指摘されています。

確かに、医療と教育はブラック業界の代表のような世界ですし、そのコンテンツも画一性のある内容で利用者の立場にたっても効率の悪さがあるだろうと思います。


「医療と教育は社会的共通資本だから生産性を追求するのはよくない」という反論ですむような次元の話ではなく、良質な社会的共通資本を形成していくためにも生産性という視点が重要であろうと感じました。

医療と教育の界隈では、数多ある無駄な仕事を減らすだけでも生産性の向上が見込めるでしょう。

個人的には、〇年代の残り月数の可視化はぜひやってみようと思います。

著者自身によると、本書は以下の2冊とあわせて3部作構成になっています。

 

自分のアタマで考えよう』は、思考の本質を平易な文章で鋭く書いています。

思考は日々の生活とセットで知らず知らずのうちに動いているものなので、思考するとはどういうことかがわかっていない人でも何となく思考したつもりになりがちです。

それに対して、本書は本来どう考えることが思考なのかを明瞭に示しています。

マーケット感覚を身につけよう』は、山あり谷ありの人生をこころ楽しく生きぬくために役立つ生存戦略を論じています。

それは、いま現に求められている事柄を見極めるチカラであり、日常生活でも仕事でも遊びでも必要になってくるものです。

3冊ともこころ楽しく生きるために大切な視点を教えてくれるので、未読の人はこの機会に全部読んでみましょう。

個人的には3部作すべてオススメです。