年末年始と作業



年末年始は、いろんな「作業」が目白押しです。

この時期の作業は、文化的意味がいろこく反映されるという特徴があります。

例えば、年末ジャンボ宝くじを買う、年賀状の準備をする、大掃除する、餅つきを行う、カウントダウンライブを楽しむ、正月の飾りづけ、帰省する、おせち料理をつくる、年越しそばを食べる、一年をふり返る、新年の目標を設定する、お墓参りする、初詣する、初日の出を見に行く、あけおめメールを送る、お年玉をあげる、温泉に行く、などなど。

年末年始は、多くの人が上述したような作業に取り組んでいるはずです。

他の日は人それぞれ作業していても、年末年始は集団的な作業パターンが見いだしやすくなる。

年末年始という文化は、長年にわたって個人の作業選択に強く影響を与えているからで
す。




見方を変えると、年末年始に文化的意味が反映された作業に関われないと、何だか取り残された感覚を味わったり、のけ者にされた気分になったり、必要とされていないという気分になったり、居場所がないと思ったりしがちです。

もちろん、例えば「国家試験勉強のため」などの重要な意味があって、年末年始に文化的意味が反映された作業を行わないのは別ですよ。

でも、体調不良などといった何らかの理由で、潜在的な文化的意味の色濃い作業に関われないと、それだけでwell-beingの低下を招きかねません。

この時期、作業療法士は、クライエントの作業機能障害の予防、維持のためにできることがたくさんありますから頑張りたいものですね。

作業療法士は、作業という観点から年末年始にできる支援を考えましょう。