ヘタに動くとマズイと感じるときはどうするか



信念対立と一言で表しても、いろいろあります。

簡単に解けるものから、すぐにはどーにもならないもの、来世に期待するしかなさそうなもの、までいろいろです。

やっかいな信念対立のひとつに、ヘタに大きく動くと現状より悪くなるしかなさそうだ、と高い確度で予見できるものがあります。

関係者にはそれぞれ立場があって、それぞれのポジションで頑張っているものの、事態を改善するために大きく動こうとすると、どーも悪い方向にしかいかなさそうであると感じとってしまう。

現状維持以外にベターなソリューションがないかのように確信してしまう。

そーすると、皆さん立ちすくんでしまい、責任の主体がどこにあるか解らない感じになって、不信感だけが増幅していきさらに全体として身動きとりにくくなる。

こーゆーときどーしたらよいか。




正直なところ、この手の信念対立は一瞬で解けるようなものではないです。

それを前提にしたうえで、「誰が音頭をとったわけではないけど、前に進んでも後ろに交代しても横に転じても、ヘタに動くとどーも悪い方向に引きずられる」と感じさせる信念対立の構造がある、という認識をもつ必要があります。

つまり、現状維持以外にこれといったソリューションがない、という事実をまず直視する。

そのうえで、「そー感じちゃっているのはなぜなのか」を問うてみるのです。

具体的対策がなくても、「ヘタに大きく動くと現状より悪くなるしかなさそうだ」という確信が成立する条件は解明できるので、それをやるわけです。

洞察を通して、「ヘタに動けない」という確信が成立する条件がひもとければ、後はその条件を組み替える工夫を行ってみる。

そーすると、感じ方は変わってきますから、他にできる手立てが見つかるかもしれない。

もちろん、この確信をひもとくと、ほんとうに「ヘタに動いたらヤバイ」という結論に至ることがあります。

そのときは、時間が解決してくれることを期待しましょう。