MBOTで生じる内的体験の解明


博士課程3年生の織田靖史さんの研究論文が「精神科治療学」に掲載されました。

本論では、感情調節困難患者に対するマインドフルネス作業療法(MBOT)によって生じる内的体験を質的研究で解明することに取り組みました。

質的研究の手法は、構造構成的質的研究法と事例コードマトリックスを用いました。

結果の詳細は、本論で確認していただきたいのですが、感情調整困難をもつ方々をサポートするうえで有益が知見が得られたと考えています。

抄録は以下のサイトで読めます。

http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0102/bn/32/01.html

では、MBOTとはなにか?




これも詳しくは本論にあたっていただけたらと思うのですが、サクッと言っておくと、MBOTは、マインドフルネスの要素をもつ作業を通して感情調整困難に関連する症状や障害の軽減をめざし、生活行為の改善をもたらすための技法です。

マインドフルネス自体は世界的に流行しており、作業療法でもそのエッセンスが取りいれられはじめています。

ただ、マインドフルネスと作業療法を融合させる取り組みは不十分でした。

そこで、われわれは、マインドフルネスと作業を接続させることによって具体的な作業療法の治療技法に落とし込んでいきました。

探索的な効果研究に関する研究論文も公表されているので、ぜひそちらもご覧になってください(抄録は以下のサイトからどうぞ)。

http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0102/bn/30/11.html