OBPに関する評価は積極的に使おう



2017年のAJOTに、筋骨格系障害をもつクライエントに対する作業療法の効果をシステマティックレビューで調べた論文が掲載されていました。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5182014/

詳しい内容は、本文を確認してもらったらよいのですが、個人的に気になったのはOccupation-Based Practiceに関する報告が59件中1件しかなかったというところです。

多くの研究は、作業療法介入の一部としてOBPを活用していました。

しかし、OBPの効果を測定するツールを使用していないので、OBPの効果を報告することができていないわけです。




作業療法本来の実践として、OBPへの注目は高まっています。

しかし、それが広く認められるようになるためには、研究レベルでも臨床レベルでも、OBPによって生じる変化を測定するツールを使用する必要があります。

OBPの効果を測定するツールには、COPM、ADOC、AMPS、OSA、ESI、CAOD、APO、CEQなどなどいろいろあります。

筋骨格系障害の主要アウトカムに用いるのはまだ難しいかもしれませんが、作業療法本来の方法であるOBPの効果を何らかのかたちで示すにはこうした尺度を使用する必要があります。

OBPの評価は積極的に活用するようにしていきましょう。