研究指導の質を高めるコツ



研究指導の質を高めるには、大学院生と指導教員の協力が欠かせないです。

研究指導は両者がいてはじめて成り立つもので、どちらか一方の配慮でどーこーなるものではないからです。

大学院生としては、
  • 進捗状況の報告を怠らない
  • 研究上で悩んでいることは素直に相談する
  • 研究指導を受けたら確実にメモなどの記録を残す
  • 指摘を受けたら的確に修正し、何度も同じことを言われないようにする
  • 研究指導後に修正した箇所があれば、指導内容と修正内容が明確にわかるようにする
  • 文献読解やデータ解析の練習など日ごろの鍛錬を怠らない
  • 研究室内外で幅広く議論に参加する
などの配慮が必要でしょう。




他方、指導教員としては、
  • 指導教員も人間なので忘れたり間違えたりすることがあるから、研究指導の質を高めるために大学院生の協力が必要であると明確に伝える
  • 研究の方向性を確実に示し、研究指導は具体的に行う
  • 批判するときは具体的で実現可能な対策も教える
  • 大学院生に改善してもいたいことは端的明瞭に伝える
  • 研究室内外で質問や議論がしやすい状態を作る
  • 厳しい指摘を行うときはユーモアを交えるなどの工夫を行う
  • 研究基礎論をしっかり鍛える
などの配慮が求められるでしょう。
ぼくの経験上、研究指導の質は指導教員の努力のみで高まるものでもないし、大学院生のみの創意工夫でどうにかなるものでもありません。

大学院生と指導教員がともに協力しあうことによって、研究指導の質は高まるものです。

膨大な時間と労力が注がれますから、お互いに配慮しあいながら大学院のレベルを高めていきたいですね。