経験の仕方を変える



作業機能障害は、仕事・遊び・日課・休息に不具合が生じた状態です。

これは、ぼくたち人間の経験に何らかの問題が起こっている状態です。

作業療法とは、作業機能障害を改善するために、良質な経験が生じる条件を作りだすことだと言えます。

作業療法の専門家である作業療法士の役割は、クライエントに良質な経験が立ち現れる条件を作るために評価し、介入することになります。

例えば、スポーツがしたいけど、何らかの理由でそれができない。




すると、やりたいことができないという経験を味わいますから、自分の人生を諦めないといけないと感じたり、別の生き方を模索しなけらばならないと思ったりするはずです。

作業療法士は、この経験の質に良い変化を生みだす役割があります。

経験の質は、作業ができるようになることによって改善するかもしれません。

あるいは、別の仕方でスポーツという作業へ関わることによってよくなるかもしれません。

作業療法士は、クライエントの経験が成立する条件を変えることによってより良い状態を作りだしていくことが期待されています。