「?」と思ったら確認したほうが良いワケ

人にはそれぞれ異なる世界観があって、相互承認したり、信念対立したりしながら、どう
にかこうにか生きています。

同じ職場で同じ患者さんを担当していると、ちょっとした解釈の違いに疑問をもったりすることがありますが、それはもうどうしょうもないことです。

それを図で表すと以下のようになります。

異なる世界観

まず、私たちはたとえ一緒にいても、異なる事実を観察しています。

観察事実が重なることもありますが、原理的に考えると、それはコミュニケーションの同型性を通して類似していると解釈できるだけで、同じ事実を観察しているかどうかわかりません。

また私たちはそれぞれ異なる欲望、身体、関心、目的を通して世界に関わっています。




類似している欲望をもつこともありますが、これも実際のところそう推察できる可能性があるだけで、同じかどうかはわかりません。

そのうえで、私たちは欲望や身体に相関的に異なる世界観を構成することになります。
コミュニケーション上、使用する概念(例えば赤)は同型なので、同じ事柄について話しているような感覚を持てますが、それは錯覚です。

概念と観察事実が対応している保証はないからです。

それはあくまでも、コミュニケーションで使用する概念の使い方の同型性に頼るほかないんです。

なので、他人とコミュニケーションしていて、「なんか変なこといっているなぁ」と感じたら、面倒だなぁと感じても「それってどういう意味でいってるの?」とひと呼吸おいて確認することが大切なんです。

「あいつ変なこと言うなぁ」と感じたからといって、その感じが妥当である根拠は確認しあう以前にさしあたりないんですよ。

とりあえずいったん確認してから持論を述べましょう。

それでもよくわからないときは、スルーしちゃえばいいじゃないですか。

よくわかんない人にリソースを注ぐほど、人生は長くないです。